Defense Grid: The Awakening
メーカー:マイクロソフト
開発:Hidden Path Entertainment
機種:Xbox360(オンライン専売)
発売年月日:2008年12月9日
価格:800円
ジャンル:シミュレーション(リアルタイムストラテジー)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 8 6 7 8 7 7 72
プレイ時間…20~30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・価格が安くてどんな敵にも攻撃できるが威力は低い物、範囲攻撃できる物、高威力・高価だが遠くしか攻撃できない物、敵の動きを遅くする物等、色々な種類の塔を使い分けて敵の侵略を退けるゲーム。場所によってどの塔が効果的なのかが違うのは勿論、塔の設置位置などで敵のルートを制限してルートを迂回させてやるなど、パズル的要素も強い。それらをいろいろと試行錯誤する工程が楽しいのだな、と思える。作った塔にしても、どれをどの順番で強化すると最適か等を考えていくのが楽しい。

・グラフィックはカメラが引いてると敵はアリの群れ程度にしか見えないが、アップしてみると結構細かく作り込んでるのが分かるという、ちょっと無駄とも思える作り込み。そう言うコダワリ、嫌いじゃないな。大いに結構。自然の風景なんかも相応に力の入った作り。安価なタイトルの割には頑張ってる部類じゃないのかな?

・一定のタイミングで自動セーブされるので、展開的に気に食わん状況になったらいつでもそこからやり直せるのは親切。トライ&エラーが基本の内容だけに、これはありがたい機能と言える。
ダメですばい。
・基本的に新しく登場する塔のサラッとした説明以外は説明らしい説明が一切なく、後は「好きにやって」って感じ。序盤のステージをこなして「こんなもんか、意外とラクショーかも・・・」とか思ってたら、自信はすぐに打ち砕かれた。その後はボス級のデッカイ敵がノソノソと複数やってきて反撃もままならず、敵の猛攻に圧倒されっぱなしだったり。この手のジャンルの常として自分の腕前の限度付近まで来ると行き詰まってしまう事が多いなので、できればヒント的なお助け要素があってもいいんじゃないか、とは感じた。

・やっぱり・・・、文字が小さい。どこのメーカーもも直す気ねえのか!?それともそもそも問題点だとすら捉えて無いのか?もうちょっと2005年にこの機種が出て3年も経ってるワケだし、少しは考えてほしいよね~。

・敵が沢山いて、かつ、遠距離攻撃装置を大量に設置した場合、ちょっと処理落ち気味なのは気になる。

・色々な種類の塔があって楽しいけど、ちょっと一番最初に使えるガンタワーが万能過ぎるかな?といった印象。敵の動きを遅くするやつと高レベルのガンタワーがあれば割と事足りる感じで他のタワーの使いどころが少ないようには感じた。いや、まぁ巧い人なんかだと結構違うかもしれんですけど。

《追記》
・久しぶりに遊んでDLコンテンツでステージ追加したら謎のフリーズの嵐。2~3面遊ぶと1発はフリーズが来るようになった…orz。一回消して再ダウンロードしてもダメ。んー…せっかく良いゲームだったのにがっかり。
感想ですけん。
 聞き慣れん名前でどんなゲームなのかさっぱり分からんかったので、体験版をちょっとやってみてから安く売ってたのでノリで購入。基本は「マップの奥地にある決められた数の自分側のコアを敵の集団共に持ち去られる前に攻撃してやっつけよう!」ってゲーム。色々設置して最適のパターンを探す作業が楽しいが、難易度の高さはちょっとツラい。突き放しっぷりが凄く、洋ゲーらしく結構序盤から容赦ない難易度なので、その辺はお覚悟を。まぁ、懲りずに何度もチャレンジしてれば、そのうちそれっぽい答えが頭の中にひらめくかも。簡単ではないからスッキリ爽快!!…とはいかないだろうけど、根気が肝要!

 しばらくぶりに起動してDLコンテンツ揃えてみたら、突如フリーズ多発するようになった。せっかく完成度の高いゲームだったのにアップデートで劣化してしまうとは残念。

掲載日:2010年4月10日
更新日:2015年2月2日


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