マインクラフト Xbox360エディション
メーカー:マイクロソフト
機種:Xbox360
発売年月日:2013年6月6日
価格:2079円
ジャンル:シミュレーション(オープンワールド)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 8 7 10 8 9 87
プレイ時間…40〜50時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!!
・なんちゅー驚異の時間ホイホイっぷり!!ゲーム開始と同時に広大なフィールドに目的もナシに投げ出されるタイプであり、「はぁ…どうすんのこれ…」とか戸惑うのだが、「まぁいいや、穴でも掘って安全地帯作るべ」とか一歩足を踏み出したら最後、恐怖のエンドレス穴掘りワールドへようこそ!!(謎)…である。「道路舗装すっぞ!」とか「あー、城だ。男なら自分の城だよな」とか言って目標を設定したら最後、もくもくプチプチとひたすらに穴を掘って石を集めレンガを焼いてちまちまちまと床を壁を天井を作っていくのが止まらないやめられない。何と申すか、この『中毒性の高い作業ゲーっぷり』がヤバい。こりゃ流行りもしますワ…。

・すべてがドットで成り立ってる世界。テイストとしては洋ゲー全開なんだけど、このドットテイストのおかげで他の洋物オープンワールド系RPGなんかにありがちな癖の強さがかなり暖和されてるとは思う。例えるなら無限に用意されたレゴブロックで世界そのものを作っていける感じ。この圧倒的なスケールの大きさはスゴい。

・物作りに熱中していると、夜になる敵に対応するのが面倒くさく感じたりするが、難易度を切り替えれば敵を出なくもできるため、建物作りや素材集めに集中する遊び方ができる配慮があるのも良し。
イカンぞな。
・敵を攻撃したり石を掘り出したり系のアイテムに耐久力が設定されており、しかもやたらすぐ壊れてしまうのがめんどくさい。あとやたら腹減りが早くて常に食料調達に動いてないとダメなのもめんどくさい(食料に関しては難易度変えてOFFにできるが、装備品は壊れるやつは絶対すぐ壊れる)。

・明確な目的は一切存在しないタイトルなので、自分で何かしら野望を持って動かないと何もやる気がしないのが欠点と言えば欠点。まぁ基本的には、『ゲーム側からあれこれ指示され接待されないとダメ系』なゲーマーの自分でも、このゲームは大丈夫なので、大抵の方はしっかり楽しめる事とは思うけども。
THE 感想。
 わし個人としては先に遊んだのは『テラリア』の方だったけど、まさにそれの3D版って感じで、ドットなのに何故かリアルな時間の流れとか感じてしまうスケールの大きさがある。ジメジメした地下洞窟の冒険なんかはそれだけでスリル満点だし、ちまちまと穴を掘って木を切って材料確保しながらでっかい建物を作る良い意味での作業感もよろしい!この自由度の高さは圧倒的で、目に見える場所なら(世界の端っこを除いて)どこでもいけるし、材料(そして作りきる意志)さえ確保できればなんだって作れる。「あー…世界は広いわぁ」と久しぶりに感動した。
 これは確かにウケるわなー、なんか判るような気がした。個人的に最近は「世間様で評判が良くてもまるで自分には合わずなんだかなー…」なんてゲームが多かっただけに、世間で人気のゲームがすんなり自分も楽しめたって事実がちょっと嬉しい。

掲載日:2015年3月30日


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