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3Dソニック・ザ・ヘッジホッグ2
メーカー:セガゲームス
開発:M2
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2015年7月22日
価格:800円
ジャンル:アクション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 6 6 5 6 62
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よっしゃ、よかばいよかばい。
・基本的には元の作品のベタ移植なので、そちら(メガドライブ版)のレビューもご参考にどうぞ♪ → こちら

・その場でスピンする「スピンダッシュ」操作の追加で、初速が速い状態で走り出せるようになり、高速状態になりやすくなったのは有り難い追加要素だったかと。

・横スクロールの2Dアクションなので3D立体視の恩恵はそれほど無いものの、立体視の効き方は良く、臨場感は上がっている。ステージやギミックが豊富なので、立体視の効いたフィールドを堪能できるって意味では相性は良いのかも。

・通しで遊ぶとボリュームがある割にはメガドライブ版はセーブ機能が無かったが、移植に際して中断機能が追加された点は助かる。その他、SEGAAGESの他作品同様に充実したオプションで色々設定して好みの環境で遊べるため非常に快適。BGMが良いのでサウンドテストで自由に聴けるのも嬉しいところ。
アイヤー!ダメあるシャチョサン!
・前作の時点で難易度は高めだったと思うが前作以上に更に難易度が高まっていて手軽さはあんまり感じられない作り(他社の作品で言えば、ベースとなる『スーパーマリオブラザーズ』の『1』→高難度のアレンジ版っぽい『2』ってイメージに近い)。

・ギミックが多いのは良いのだが地形に引っ掛かって足が止まる場面がやたらと多く、高速アクションってイメージに反してテンポは少々悪いかな、と。
THE 感想。
 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のナンバリング第2作の移植作品。ソニックの相棒であるテイルス(本作の時点では設定は固まっておらず、オマケ扱い)のデビュー作品でもあった。

 基本的には当時のアクションゲームの続編の「前作のパワーアップ版」って感じであり、そんな目新しさのあった内容では無かったと思うが、ギミックがより多彩になったり堅実にパワーアップした続編って感じであった。難易度は前作より更に上がっており、序盤から結構難易度は高め。お手軽さとかはあんま無くて、基本的には前作が好きだった人向けのゲームって感じ。
 近年のM2開発のSEGAAGES作品同様に豊富なオプションやサウンドテストが充実しており、非常に遊びやすいのは有り難いポイント。当時のレトロ機種のベタ移植(バーチャルコンソール等)と同価格帯で充実機能なんで、その点でもオトク感が強かったかと。

掲載日:2025年7月22日


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