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ドンキーコングGB
ディンキーコング
ディクシーコング

メーカー:任天堂
開発:レア社
機種:ゲームボーイ(カラー専用)
発売年月日:2000年1月28日
価格:3800円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 7 6 6 6 63
プレイ時間…10~15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ウッホウッホ!(おっけぃ)
・ステージ構成などは異なる部分もあるが、基本はスーパーファミコン『スーパードンキーコング3』のリメイク作品で、元の作品のイメージは保たれている。過去のゲームボーイ移植版のスーパードンキーコングと異なり、カラー専用なんでだいぶ見やすくなっている点も◎。

・アクションとしてはオーソドックスで遊び易い。プレイヤーキャラはパワフルなディンキーと身軽なディクシーの2人(じゃなくて2匹)がおり、しっかり個性付けがされているのもいい。

・ゲームボーイのピコピコ音源ながら、BGMはスーパーファミコン版の雰囲気を結構再現できている印象。
ウキーーー!(だめでしょ)
・ステージなど元の作品とは異なる部分も少なくないが、基本はリメイク作品ゆえに新鮮味はあまり感じない。一方、スーファミ版で印象的だった大きめのステージギミックもことごとくカットされているため、全体的に小ぢんまりとしている。ここまで別物にするなら元の作品にこだわらず完全新作にすれば良かった気も。

・ゲームボーイにしては健闘しているグラフィックだが、やはり、見づらさもある(グラデーションをかけた描画のせいでやはり地形と背景が混ざり合って見づらいのである)。オリジナル版のウリだったCGの美麗さもGBカラーでは色数が足りず、だいぶ損なわれているのは否めず。

・視野が狭いので、急に敵が出てきてビックリする場面もあり。特に上下方向でそう感じられることが多かった。

・リフトアップ(相棒を投げる要素)や水切りジャンプが無くなるなど、ディンキーコングがディクシーコングと比べて一層強みが減ってる感じだったり。

《スコアに関係ないけど気になる点》
・『スーパードンキーコング』の1~3作目のゲームボーイ移植は『1』が『スーパードンキーコングGB』、『2』が『ドンキーコングランド』、『3』は本作『ドンキーコングGB』と、見事にバラバラで一貫性も無く分かりづらいタイトルなのは勘弁していただきたかった…。なんだってこんなタイトルの付け方したんだろ?(苦笑)
感想ですばい。
 スーパーファミコン『スーパードンキーコング3』の移植作品にあたる(スーファミ版のレビューはこちら)。基本的に素材は使い回しゆえに新鮮味は感じないが、その分、出来は保証されているとも言えそう。ただ、シリーズのウリであるCGの美しさは味わえないため、無理にこのゲームボーイ版を選ばなくてもいい気はする。

掲載日:2008年8月27日
更新日:2024年4月23日


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映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
63
プレイ時間・・・7~8時間程度
※映像~ボリュームは10点満点、総合は100点満点
おっけぃ! だめだめ。
感想です

掲載日:08年8月27日

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スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 (1996年・SFC)


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