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スーパーマリオブラザーズDX
メーカー:任天堂
開発:任天堂情報開発本部
機種:ゲームボーイ(カラー専用・書き換え専用)
発売年月日:2000年3月1日
価格:1000円
ジャンル:アクション(2D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
6 | 7 | 6 | 6 | 7 | 5 | 61 |
イーヤッフー!ハハー!(良かばいねー) |
・「オリジナルモード」はファミコン版の雰囲気をそれなりに再現しており、ちょっとした暇つぶしに最適。元が良く出来ているだけに多少移植度が低くてもしっかり楽しめる。クリア後のおまけモードもなかなか充実している。 ・コース内に隠された赤コインを探す『チャレンジモード』や、2人での競争ができる『VSモード』など、通常のモード以外にもアレンジされた遊び方が用意されているのが嬉しい。 ・コース単位でいつでもセーブできるため、ちょっとした空き時間にちびちび遊べるのが利点。 |
マンマミーア(駄目なのよん) |
・画面解像度がファミコンよりも小さいため、画面の上側や左側がカットされてしまい、非常に遊びにくいのが辛い。高い位置でジャンプした際、画面が上にずれるため、地面が見えなくなり着地地点が確認しづらい。画面が狭いため(特に左右の幅が狭いため)敵がいきなり出てくる感覚なのもしんどい点。 ・進行不能になるバグが修正されたのはよろしいが、チビファイヤーマリオやしゃがみ泳ぎ、スケートマリオなど、かなりの裏技が再現不可能なのがちょっと寂しい。 ・おまけで収録された『スーパーマリオブラザーズ2』は8-4までしか収録されていない、挙動が『1』のままなので敵を踏んだ反動で穴を越える場面が距離が足りなくてキツいなど、半端な内容なのが残念。 |
イッツミーザ感想。 |
2Dアクションゲームの傑作『スーパーマリオブラザーズ』(レビューはこちら)のアレンジ移植作品。 良くは出来ているし雰囲気はゲームボーイながらそこそこ再現しているが、スペックの低い機種へのムリヤリな移植という事もあり、完全再現というレベルにも到達していない。おまけモードはかなり充実しているが、肝心のメインゲームが画面サイズの違いから純粋に遊びづらく、内容としては劣化したメインゲームをオマケで誤魔化した作りという印象。正直、移植作品としての完成度は低いかと。 ブームになった作品だけにファミリーコンピュータ版、スーパーファミコンの『スーパーマリオコレクション』、ゲームボーイアドバンス『ファミコンミニ』版、Wii以降のバーチャルコンソールやミニファミコン等、移植機会には恵まれているんで、移植度の低い本作は今となってはあんまり価値は感じられないカモ。基本的にはコレクター向けって感じですな。 |
掲載日:2004年1月14日
更新日:2022年6月7日
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