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スーパードンキーコング2
メーカー:任天堂
開発:レア社
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年7月1日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)


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3DS版 WiiU版
※元のSFC版の方が出来がいいよ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 5 6 5 7 6 60
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ウッホウッホ(良いぞね)
・全体としては劣化している部分が多いのだが、まぁ1本のアクションゲームとしては水準以上のクオリティは持った内容であるとは感じる。少なくとも、ウンコってくらいでは無い(苦笑)。

・イベント部分は強化されており、冒頭のドンキーがさらわれる部分の説明とか、スーパーファミコン版では無かった(もしくは簡単にテキストだけで示された)イベントが追加されている。
ウッキー(駄目なんじゃ)
・元の作品がBGMの品質が非常に高い内容だったのに対し、こちらの移植版は音質も曲自体もかなり劣化してしまったのが残念。

・テキスト部分に一部修正ミス的な部分が見られる(ステージ順の入れ替えだとかが反映されてないとか)。どっか雑なローカライズなのも気になる部分。

・スーファミよりボタン数が少ない関係もあるが、操作性は改悪されてしまった印象。挙動自体もトロ臭くいじられた部分が多いように感じられるのも×。爽快感はかなり減った。液晶の残像とか考慮された可能性もあるが、『1』のGBAリメイクが割と普通に遊べた事を思えば、余計な追加仕様と言わざるを得ない。
THE 感想。
 『スーパードンキーコング2』(レビューはこちら)の移植版。ゲームボーイであったリメイク(ドンキーコングランド)と違ってこちらGBA版の方がベタ移植寄りで原作スーパーファミコン版に近い雰囲気なのだが、アクションゲームで重要な操作性だとか、スーファミ版で最高だったBGMが音質も曲も大幅に劣化していたりだとか、出来としてはかなりガッカリな内容に落ち着いてしまったのが残念。

 今だとスイッチさんとかで気軽にスーファミ版を遊べるんで、わざわざ劣化版のこちらを遊ぶ必要性はあんまり無かったり。どうせ作るんならあんまハンパな内容で出さないで欲しかったよなァ。元が名作なんで尚更ね。

掲載日:2021年2月16日


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