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スーパードンキーコング3
メーカー:任天堂
開発:レア社
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2005年12月1日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 5 6 7 63
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ウッホウッホ(良いですやん)
・前作『2』のGBA移植と同様に劣化した点が目立つものの、2Dアクションゲームとしては水準以上の出来ではあるため、フツーに遊べる内容ではある。

・グラフィックの出来そのものはゲームボーイアドバンスのソフトとしては非常に高いレベルではある。元のスーパーファミコン版に近いレベルの品質は実現していると感じる。
ウッキー…(イカンぞな)
・何故かBGMが総入れ替えされて新規の曲になっている。まぁ差し替えされていても合ってるなら全然構わんのだが、残念ながらそうとも言い難い出来なんで、余計に疑問符が付くのである…。

・一部ステージ(一定時間で消える明かりを灯しながら進んでいく暗闇のステージ等)がばっさりとギミックだけ消されて、酷く味気ない内容になっている箇所も。

・スーファミよりボタン数が少ない関係もあるが、操作性は改悪されてしまった印象。挙動自体もトロ臭くいじられた部分が多いように感じられるのも×。爽快感はかなり減った。液晶の残像とか考慮された可能性もあるが、『1』のGBAリメイクが割と普通に遊べた事を思えば、余計な追加仕様と言わざるを得ない。
THE 感想。
 スーパーファミコン『スーパードンキーコング3』(レビューはこちら)の移植作品。

 多少追加要素はあるにはあるのだが、原作よりも劣化しちゃってるポイントが多いのはGBA版『2』と同様。アクションゲームとしては出来は悪いワケではないのだが、手抜きとか妥協とかが目立ってる分、どうも興醒めする作りではある。作りが半端なんで、今だと「スーパーファミコン版でいいやん」って思えてしまうのがナントモ…(笑)。

掲載日:2022年5月17日


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