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ドラゴンクエスト
トルネコの大冒険3アドバンス
不思議のダンジョン

メーカー:スクウェア・エニックス
開発:チュンソフト
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年6月24日
価格:5980円
ジャンル:RPG(ローグライク)


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GBA版 PS2版

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 8 8 7 6 9 7 72
プレイ時間…40〜50時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかでごわしょう。
良くも悪くも基本的にはPS2版の移植なんで、そちらのレビウも参考にどうぞ♪

・PS2から大幅に性能の劣るゲームボーイアドバンスへの移植となるが、ゲーム性自体は損なわれていないし、快適性UPで遊びやすくなった部分が嬉しい。グラフィックが2Dで描画され、テンポが格段に良くなった。見栄えって点では若干見劣りするものの、ドット絵自体の出来は良いし、ローグライクRPGってジャンル自体がグラフィック重視のゲームでは無いんで、サクサク動く方が断然ありがたい。

・GBA版のトルネコ2では削除されていた『マップの常時表示』が復活。まぁ良かった点ってよか、単にマイナスからゼロに戻っただけではあるが、あると無いとではだいぶ快適性が違うんで、嬉しい事は嬉しい。

・通常のストーリーの他に、様々なバリエーションのダンジョンが豊富に用意されている。かなりボリュームはある方だとは思うし、やり込み要素も多め。
イカンですきにー!
・多少バランス部分がPS2版からいじくられているのだが、より難しく・より理不尽な方向に再調整されている印象。元のPS2版の時点でかなり難易度が高めだった印象だが、より釣り上げられる事で、更に陰険な要素が増えとる感じであり、ミスした時のイライラ感は過去作より上がってしまっているカモ…。とりあえず、不思議のダンジョンシリーズの初心者さんには気軽には薦められない内容になってしまった印象である。

・元のトルネコ3が「仲間を連れて歩く」要素を中心にかなり理不尽な点が多く、こちらの移植でもそれは変わらない(仲間が倒されれば問答無用で冒険失敗・仲間モンスターがおバカでポポロに容赦なく攻撃を浴びせる等)。

・ゲームボーイアドバンスのボタン数がPS2よりも少ないので仕方ない面はあるが、操作性自体はPS2版よりも悪化したのは否めず。

・移植作品ながらフルプライスであり、お得感はあまり無い(もっとも、ドラクエシリーズでは珍しくないが…)。
感想ですタイ。
 シリーズ第3作『トルネコの大冒険3』の携帯機移植版。性能の低いハードへの移植だが、グラフィックが3Dポリゴンから2Dドット絵に変更され、表示のテンポが良くなっており、PS2版で叩かれていたテンポの悪さはかなり改善している。ただし、全体的に難易度を更に極悪にする方向でアレンジされている他、ハードのボタン数の少なさによる操作性の低下などの欠点も。改善点も改悪点も多めって意味ではやや残念な移植ではあった。

掲載日:2020年8月18日


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