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Pokemon Puzzle League
メーカー:任天堂
開発:ニンテンドーソフトウェアテクノロジー
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:2000年9月25日(日本未発売)
ジャンル:パズル


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ゲームキューブ版
(ポケモンじゃないけどね)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 6 6 7 6 61
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高じゃぞ!
・スーファミ版やゲームボーイ版と比べるとCOMの強さの上限が大きく上がっており、過去作で「COMがザコ過ぎて手応えねーし!」ってプレイヤーでもしっかり楽しめる作りになっとるかと(個人的には一番上のは太刀打ちできなかった…)。

・円筒のフィールドで進む3Dモード(左右が繋がっていていくらでも回転させられる)など、N64の性能を活かしたアレンジモードも収録されている。
イカンのじゃぞ!
・カーソルの挙動が過去作よりも重い感じで、操作性は劣る印象。過去作のイメージで動かすと、どうも何をするにもワンテンポ遅れがち。せっかく高性能ハードに出してるのだからこの部分は頑張って過去作並の挙動を実現して欲しかったところではある。

・良くも悪くも過去作の無難な移植って感じであり、ハードの仕様に合わせて同時対戦人数が増えた以外は新たな要素はこれといって見当たらないのが残念。64のパッケージタイトルとしては非常に小粒な作りであり、物量面では不満が残る作り。
感想じゃ!
 日本では未発売に終わった『パネルでポン』のニンテンドウ64版にして、ポケモンキャラ載せ版。日本国内ではハードの世代交代期でリリースされずじまいだったが、後にゲームキューブで出た『ニンテンドーパズルコレクション』(レビューはこちら)のに収録された『パネルでポン』の元になった作品であり、キャラが違うだけでそちらとほぼ同様。

 北米版につき当然言語は全部英語なのだが(日本語が収録されてるとかもナイ)、あんま難しいセリフは無いしそもそもパズルゲームなんで、とりあえず遊ぶ分にはそれほど不自由は感じなかった。なお、北米版と国内版とではカートリッジ形状が違うんで、本作を日本の64本体で遊ぶにはカートリッジの出っ張りを強引に削るとか、任天堂非公式のアダプタを使う必要はアリ。

 大きく冒険はしていない無難なアレンジ版でしっかり遊べる内容とは思うが、完成度は過去作よりも若干劣る印象。元々パネルでポンを制作したインテリジェントシステムズではなく、海外の任天堂子会社であるニンテンドーソフトウェアテクノロジーが開発しており、操作性の部分で本家イズ社版よりも見劣りする内容なのは残念。そんな傑作って内容では無いんで、フツーに遊べるゲームキューブの『ニンテンドーパズルコレクション』の『パネルでポン』を遊べば事足りる内容ではある。まぁコレクターズアイテム程度ですかね…(笑)。

掲載日:2021年10月19日


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