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ファイナルファンタジーVII
メーカー:スクウェア・エニックス
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2019年3月26日
価格:1834円
ジャンル:RPG


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
6 7 6 7 8 7 7 70
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
うん、いいわね(ティファ風に)
・大ヒットを記録した名作RPGって事で遊び応えはある。システム的にそこまで奇抜な要素も無いオーソドックスな作りのため、とっつきも良い。

・オリジナル版では移動速度が遅めだったり戦闘では間延びした演出が多かっただけに、早送り状態で遊べる高速モードの追加はジミながら役立つ機能と言えそう。

・後に分作で出て未だ完結の見込みも無いリメイク版と異なり、1本で最後まで遊べるのはありがたい。いや、本来1本で最後まで遊べてフツーだろ、ましてやリメイクで!……とは思うが(←オイ)
おい、それじゃ駄目だ(クラウド風に)
・PS1版はポリゴン出始めの時期の作品だったんで、キャラクターのポリゴンがカクカクしたレゴブロックみたいでかなり不格好。別に最近出ているリメイク版のように作り直せとは言わんが、高解像度でもある程度見られるレベル、具体的に言えば同じハード(PS1)のサイクル末期に出ていた『9』くらいのモデリングで作り直してくれても良かったと思う。

・グラフィックに比べればそこまで気にならないものの、セリフ周りとかも少々古さとか感じてしまう箇所もある(市民などのセリフにゲームに関係ないメタ的なスタッフの愚痴とかが挟み込まれる事もあって、余計に時代を感じてしまうのも難点)。

・どうも動作が不安定なようでEDまでに7〜8回ほどもフリーズして暫くセーブしてない時になられるとゲンナリ。戦闘前後の挙動が特に少々怪しい感じ(→システム部分の読み込みの作り具合が怪しい?)。ベタ移植でコレは印象がよろしくない。
感想だぜぇ!(ザック風に)
 ファイナルファンタジーシリーズの中でも屈指の人気の『7』の移植版(ベタ移植で良くも悪くもPS1版と同等なんでそちらのレビューもどうぞ→こちら)。
 高速で遊べるとか高解像度表示に対応してるとかあるにはあるけど、基本的にはベタ移植。角ばった無骨なポリゴングラフィックを中心に相応に古さも感じられる作りではあるが、懐かしさも味わえる。

 個人的にはPS1・サターン・64世代初期の無骨なポリゴンって見栄えが悪くてあんまり好きでは無いんでできれば人物の3Dモデルくらいは作り直して欲しかったが、値段を考えると仕方のないところか?
 難点はちょくちょくフリーズするなど、動作が不安定な所か。この手の不具合は興醒めもイイトコなんで、もうちょっとしっかりバグ取りして仕上げて欲しかったとは思う。

掲載日:2024年3月19日


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