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ネオアトラス1469
メーカー:スタジオアートディンク
開発:フリップフロップ
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2018年4月19日
価格:5980円
ジャンル:シミュレーション
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Switch版 Vita版 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
6 | 8 | 6 | 6 | 8 | 8 | 8 | 72 |
おおっ、コリャ素晴らしいですな! |
・基本的にはほぼ完全にベタ移植であり、快適性部分が多少改善した点以外は良いトコも悪い点も大体は共通ですんで、VITA版のレビューもご参考にどうぞ♪ → こちら ・船団を編成してコツコツと航海を繰り返してジワジワと地図の確定領域を広げていく楽しさはこのシリーズの過去作と同様。「楽しい作業ゲー」と言える。リメイク作品だし新しい要素とかも皆無と思うが、まぁ楽しい事は間違いナイ。 ・「メニューがクソ重い」とか「マップ拡大時に露骨にカクつく」とか「フリーズしやすい」とか快適性の部分で多くの問題があった元のPS VITA版に比べると、この部分はかなり改善はしている印象。特にフリーズせずに遊べる点は嬉しい(まぁソレくらいは本来当然だと思うがな!)。重さに関しては正直まだ重いが、多少は軽くなった他、タッチパネル強制では無くなってボタン操作で全部行えるようになった点は良し。 |
Oh…そりゃイカンですぞ! |
・マシになったとは言え、操作部分はまだそれなりに重い。特にメニュー画面を開いた時にモタつきやすく、細かいロードが多いって点で、本作の元となった『ネオアトラス2』よりもこの点は依然かなり見劣りする(PS1版のネオアトラス2はほぼロード無しでサクサク動いて遊べたのでな!)。 ・『2』のリメイク・焼き直しであり、メインのシナリオから細かい外伝エピソードまでほぼ完全に過去作と一緒。既視感のあるモノが大半でどうしても新鮮味には欠ける。どうしてもゲーム性もパッと見もジミなんで、既存ファン以外にはアピールは弱いまんまかな、と。過去作以上の楽しさ・驚き・感動があるかなって考えると、正直別にそうでもナイ。楽しい事は楽しいけどね。 |
感想でございますぞ。 |
タイトルは新作チックだが、実質的には『ネオアトラス2』のリメイク作品。2016年にPS VITAで出ていた物の改善移植といった具合。貿易で資金を貯め、航海を繰り返してジワジワと地図を完成させていく作業が楽しいシミュレーションゲームである。ほぼ完全に焼き直し作品で特に目新しい要素も無いのだが、まぁ順当にグラフィックとかは20年以上前の元の作品よりは大幅に綺麗になっている印象(VITA版からは底上げ無しっぽいが)。変に媚びた絵柄・デザインでもなく無骨なまんまだったんで、その点は個人的には良かった(このシリーズはこういう感じでいい)。 VITA版は快適性の部分の出来が非常に悪くて操作部分でストレスを感じやすく、本来このゲームが持つ楽しさを満喫しづらい出来だった。今回のスイッチさん版はその最大の欠点の重さがかなり改善された事で、遊びやすくなった点は嬉しい…と同時に、最初のVITA版からコレくらいの出来だったらもっと素直に楽しめたのに…と今更ながら惜しまれる部分ではある。 |
掲載日:2022年4月12日
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