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ゼルダの伝説
ティアーズオブザキングダム
Nintendo Switch 2 Edition

メーカー:任天堂
開発:任天堂企画制作本部、SRD
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2025年6月5日
価格:8920円(パッケ版)/8900円(DL版)
ジャンル:アクションRPG


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Switch版 Switch2版

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
9 9 8 7 9 10 9 90
プレイ時間…300〜350時間程度 (Switch版と合算)
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのでござ〜る。
・スイッチ版のベタ移植+αって感じの内容で基本的に良い所も悪い所も共通ですんで、そちらのレビューもご参考にどうぞ → こちら

《全体の作り》
・アクション同士の組み合わせの幅が大きく広がり、掛け算的な遊び・奥の深さは前作『ブレスオブザワイルド』から更に向上。プレイヤーがアレコレ試す事柄について何かしらリアクションが用意されており、また意外性もあったりして、その反応を楽しむ過程が非常に楽しい作りと言える。数時間ぶっ通しで遊べてしまう圧倒的な没入感の高さが魅力。

《快適性・操作部分》
・個人的には一番嬉しかったのはやっぱロード時間の改善かねー。割と頻繁にあっちこっち飛んだり祠に出入りしたりする事の多い作品なのだが、スイッチ版ではその度に10秒20秒待たされていたのが、こちらは数秒で済むのがありがたい。読み込みデータ量が多くロード時間が長かった「ゲーム開始時の最初の待ち時間」「地下/上空→地上」「祠の中→外」で特に短縮化を実感しやすい。読み込み時間ゼロって程は快適になってはいないものの、まぁストレス無く遊べる範囲には収まったと思う。

・グラフィック描画フレーム数が上がって滑らかになったのはハードの性能アップを実感しやすい点。「森で敵の群れが発生する」だとかキャラが多い場面だとスイッチ版はフレーム数が落ちていたが、こちらスイッチ2版だとそのような事もなく安定してスムーズに動くのは◎。

・ダッシュがBボタンでジャンプがXボタン。「ダッシュしてジャンプする」って操作が極端にやりづらいのがクセモノだったが、スイッチ2のプロコンとかで遊べば背面ボタンにどっちかを配置する事で無理なく操作できるようになったのは良かった。

《新機能部分》
・スマホアプリのNintendo Switch Onlineで『ゼルダノート』なる機能が追加され、物探しが非常に楽になっているのはありがたい要素(勿論、あえてそれらの機能を使わずにダラダラと歩き回って広大な世界を堪能しつつ探すのも味ではある。初見プレイの方はそちらの方がおすすめ)。

《コスト部分》
・スイッチ版を持っている場合は1000円でアップデートでき、手軽に手を出せる。Nintendo Switch Onlineの高い方に課金している場合は追加費用ナシで遊べるのも良し(まぁ高い方のプランって過去のゲーム機の移植が多めに遊べますよ程度であんまメリットが無いんで、そんけくらいは利点はあって良いと思うが)。
駄目でやんすー。
《グラフィック&サウンド》
・解像度が上がり遠景も表示されるようになったのはよろしいのだが、その分地形とかのポップアップは少々気になるようにも。カメラとの距離に応じてポリゴン数を動的に変えてる部分に関しても、切り替えに伴って地形が微妙に動いてるように見える場面もチラホラあるのは気になった(特にのぺーっとした地下世界で顕著)。

《快適性・操作部分》
・物探しが楽になった『ゼルダノート』機能だが、できればアプリとかに退避させずに作中で機能を内包させて欲しかったなー、と。スイッチ以降の任天堂だとありがちだが、ムダに機能をアチコチに分散させたがる傾向があるのは個人的にはちょっとイヤだなーとは思う。

《コスト部分》
・パッケージで買うと2年前に発売したスイッチ版よりも1000円高い。時間が経つとセールや廉価版の登場で安くなる事の多いパッケージゲームだが、本作の場合は逆に値上げされている。品質としては傑作である事は間違いないが、強気な価格設定なのは間違いナイ(まぁ元々任天堂は時間経過で安価版を出さないメーカではあるが、ソレにしたって割高ではある)。「スイッチ版を持ってない」って方でも、スイッチ2版を新たに9000円出して買うよか、スイッチ版を中古で買って1000円だけ出してアップデートした方が安く済むと思うよ(5000+1000の計6000円くらいで済むかと)。

《スコアに反映してないけど気になった点》
・あくまで「快適にしたベタ移植」なんで、スイッチ版で気になった「ブレワイ→ティアキンでリンクと面識があるハズのキャラが初対面扱いでよそよそしい」とか「武器や矢にくっつける素材を選ぶページ送りがずらーっと横に並んでて面倒くさい」とかいう部分は手が入ってなくてそのままではある。

・フレーム数とかは上がってるし遠景まで描画されるようになったが、そこまで劇的にキレイになったかと言うと別にそうでもナイ。「画面写真を横に並べて逐一比較しながら遊ぶ」とかじゃなきゃそこまでキレイになった印象は無いかと。
感想じゃぞ。
 『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』の完全版的な位置付け。前世代のハードの作品ではあるが、古さを感じさせない圧倒的な骨太感が魅力。

 内容自体はベタ移植とは思うが、ハードの性能UPに伴って快適性部分が大きく向上しているのがポイントで、特にロード時間の短縮は個人的には嬉しかった(ハード性能が快適性に影響しやすいオープンワールドって事で、特に恩恵が大きい)。グラフィックも細かい所で結構向上してるっぽいが、フレーム数部分以外はそっちはそこまで上がってる感無かったかなーと。
 なお、定価は上がっており、カートリッジで購入すると前作より1000円くらい高い。スイッチ版を持ってる場合は1000円でアップデート可能なんで、そちらを未プレイの方でもスイッチ版を中古で買ってアップデートした方がだいぶオトクではある(割高なストレージをあんま食わんってのもあるし)。

掲載日:2026年5月12日


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