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デビルクラッシュ
メーカー:ナグザット
開発:コンパイル
機種:PCエンジン
発売年月日:1990年7月20日
価格:6300円
ジャンル:アクション(ピンボール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 8 9 7 8 6 82
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いんだぜぇぇ!
・基本的には前作『エイリアンクラッシュ』と似た作りで、良い所・悪い所の多くは共通してる感じですので、そちらのレビューもご参考にどうぞ♪  → こちら

・前作同様にグラフィックの生々しさやBGMのおどろおどろしさで雰囲気を盛り上げてくれる作り。リアル路線というよりはTVゲームならではの爽快感や個性を追求した路線のピンボールなのも前作と同様。

・上下2画面だった前作よりも更にフィールドが広くなり、3画面分に。ギミックの数・種類も大幅に増えて物量面は向上し遊びごたえのある内容になっているかと。

・エリアの境目付近での画面切り替えで見づらかった前作と比べると、画面がボールの位置に応じて上下にスクロールするようになったので、見づらさが改善されたのが有り難い。

・通しで遊ぶには電源付けっぱじゃないとダメだった前作と比べると、パスワード中断が可能になった点も嬉しい改善点。
イカンのよぉぉぉ!
・ボールの軌道の調整が難しい上に、なんか真ん中に穴にストーンとボールが直接落ちる事が多い気がする…って点では難易度高めかも。フォローが効かん分、ソレでゲームオーバーになると微妙にモヤモヤする事も無くはない。
感想でござんすー!
 『エイリアンクラッシュ』に続くナグザットから発売されたピンボールシリーズ第2作。引き続き、グロい世界観が特長。今回は「悪魔」をモチーフにしたおどろおどろしさを追求したグラフィックに仕上がっている。

 基本的な作りは前作を踏襲していると思うが、前作の欠点だったフィールドの切れ目での視認性の悪さだとか中断セーブできない点が改善。フィールドは広くなり、リアル路線ではなくTVゲームならではのピンボールを追求した内容であり、爽快感に優れた良作と言えるかと。

掲載日:2025年7月15日


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