ドラゴンクエストIII そして伝説へ
メーカー:エニックス
開発:アーマープロジェクト、チュンソフト
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1988年2月10日
価格:5900円
ジャンル:RPG
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SFC版 GBC版 Wii版 交響組曲ドラクエ3 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 8 | 96 |
いいねぃ!たまらんぜぃ! |
・スケールの圧倒的な大きさが魅力。「最初ラスボスと思われた敵の背後に更なる黒幕が…」なる展開も今となっては当たり前だが、ゲームにおけるその元祖がドラクエ3とでも言えるか。そして最後の敵を倒した後の意外なエンディングがまた過去作を遊んだプレイヤーを意表を突く作りで、ホント、システムだけでなくシナリオ面も限られたリソースの中で考えられた作りだったなァ…とは思う。 ・自由度の高さも魅力。物語の冒頭から一緒に戦ってくれるパーティのメンバーを酒場で集める。職業、性別、名前を自分の好きなように決めることができる。力や体力に優れる「戦士」、回復役の「僧侶」、強力な呪文を覚える「魔法使い」でパーティを編成するのが無難ではあるが、その他の組み合わせでも先に進めるバランスになっているあたりは流石。物語中盤には転職が可能となり、さらにプレイヤー毎の色が強く出てくる仕様なのがまた面白い。 ・クリアまでのプレイ時間はファミコンのゲームとしては非常に長いが難易度のバランスが適切で物語の進み方が巧みであるため飽きが来ない。 |
べらんめい!いけねえぜぃ! |
・メンバーを自由に組み合わせて冒険できる反面、自由にメンバーを組み合わせられる弊害か、勇者以外のメンバーが物語に絡んでくる機会はまったく無い。要所要所での展開の巧みさはさすがだが、全体的なストーリーの強引さは少々気になるところではあった。 ・バッテリーバックアップ機能を搭載し、長ったらしいパスワードを入力しなくて済むようになった事自体は革命的な進歩ではあるが、『やたらデータが消えやすい』なる欠点が痛い。パスワードと違って一度消えたら取り返しが付かない。プレイヤーとしては手のうちようが無い訳で、ここはどうにも理不尽なところではある。 |
感想などなどじゃい |
4・5と並び、わしとしてはドラゴンクエストシリーズの中でも最も好きなタイトルである。遊んでた当時はそのスケールの大きさ、完成度の高さに度肝を抜かれたモンですな。圧倒的なスケールの大きさと後半のユーザの想像を上回るシナリオ展開、前作と違って練りに練られたバランスの良さが魅力か。 『20世紀のベストRPGはどれか?』って聞かれたら、個人的にはコレを推す。ファミコン版は操作性の悪さやシステムの前時代さもあり、今遊ぶには少々辛いかもしれないが、リメイクのSFC・GBC版(やった事は無いが恐らくスマホ版も同等の出来か)は今でも十分通用する内容と思う。未経験の方は各種リメイクでも遊んでみてくださいな、是非。 |
掲載日:2005年11月22日
更新日:2016年12月26日
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・ドラゴンクエストII 悪霊の神々 (1987年・FC) ・ドラゴンクエストIII そして伝説へ (1996年・SFC) |
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