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スーパーマリオアドバンス
メーカー:任天堂
開発:任天堂 情報開発本部
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2001年3月21日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 8 6 8 5 63
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
いいねぃ。たまらんねぃ。
・移植作品(夢工場ドキドキパニックの移植:スーパーマリオUSAの更に移植)ではあるが、元がよく出来ているだけにそこそこ楽しめる。素材はスーパーファミコン版のマリオコレクションから流用されており、携帯機でスーパーファミコン並の画像と音楽が楽しめる事にも感心した。

・カートリッジが人数分無くてもオマケの『マリオブラザーズ』で対戦できる親切設計は良い。
べらんめえ。いけねぃぜぃ。
・ファミコンのゲーム1本(+オマケのマリオブラザーズ)で5000円。正直高過ぎる。スーファミで4作入ってた『マリオコレクション』(USAの他に1・2・3も収録)を移植くらいで丁度良かったと思うが。発売当時からしても「かなり昔に1本にまとめてたのを分割してパッケージで売るとか、随分出し惜しみするなァ…」とは思ったものだが(苦笑)。

・多少遊び易くなったとかアレンジボスが加わったとか声が付いたとか変化はあるものの、基本的にはスーパーファミコン版のベタ移植の域。新鮮味には乏しい。

・画面比率、解像度の関係で画面の上側が切られた感じになっており、オリジナル版より画面が狭くなっていて遊び辛くなった。特に、上空から敵が降って来る場面だとか細かい高低差があって穴の多い場所はイヤらしい。

・ただの移植作品なのにタイトルが新作の如く変えられており、紛らわしい。昔ゲームボーイで出ていたファミコンのスーパーマリオブラザーズの移植『スーパーマリオブラザーズDX』にならって『スーパーマリオUSA-DX』とかで別によかったと思うのだが。
感想でごじゃる。
 名作アクション『スーパーマリオUSA』(スーファミの『マリオコレクション』版がベース)と『マリオブラザーズ』の移植作品(オリジナル版のレビューも参考にどうぞ → FC版のマリオUSA/SFC版のマリオコレクション)。

 ファミコン時代の作品がベースのリメイク2本(と言っても片方は対戦用オマケミニゲームなので実質マリオUSA1本)に5000円近く出すわけでコストパフォーマンスはお世辞にもよろしくない。とは言え『スーパーマリオUSA』自体は良く出来た2Dアクションゲームであり、今遊んでも楽しい事は楽しい。

 オリジナル版未経験者の低年齢層ユーザさん、若しくは純粋にコレクター向けアイテムですかな。

掲載日:2005年8月3日
更新日:2024年1月16日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 6 5 7 6 70
プレイ時間…20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いですじゃあ…。
・スーパーマリオUSAとマリオブラザーズの二作を遊ぶ事が可能で、どちらも名作という事もあってしっかり楽しむ事が出来る。スーパーマリオUSAに関してはスーパーファミコンで発売されたスーパーマリオコレクションを元に作られている模様。

・ゲームボーイアドバンスならではの追加要素として、キャラクターにボイスが追加されたり、クリア後にヨッシーチャレンジというヨッシーのたまごを探すモードが追加されていたりしている。
イカンですのう…。
・基本的にはスーパーファミコンで発売されたスーパーマリオコレクションと変わらず、それらをプレイ済みの人からすれば新鮮さがまるで感じられない。

・GBAの画面の小ささの関係もあり、リメイク元と比べて上下の画面幅が小さくなった。ステージを下りていこうとすると突然現れた敵にぶつかってダメージを受けるなど、理不尽に感じてしまう事も多い。

・タイトルが紛らわしい。内容はスーパーマリオUSA&マリオブラザーズのリメイク作品なのに、ローンチタイトルとして発売された事もあって完全新作なのかと間違えてしまう。
感想ですけえ…。
 ゲームボーイアドバンスのローンチタイトルとして出されたが、タイトルだけ見るとマリオシリーズの完全新作なのかと勘違いしてしまう事間違いなし。まあ元が名作なので楽しく遊べることには遊べるのだが、もうちょっと追加要素等に富んでほしかったところではある。

 因みに本作は何度もリメイクされて作られたゲームであり、元を辿って時系列で当てはめると『夢工場ドキドキパニック』→『スーパーマリオUSA』→『スーパーマリオコレクション』→『スーパーマリオアドバンス』と4つの段階を経て作られたゲーム。ここまでリメイク回数の多いゲームも、当時は珍しいなと感じた思い出。

掲載日:2019年9月10日


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