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ドラゴンクエストI・II
メーカー:エニックス
開発:トーセ
機種:ゲームボーイ(カラー対応)
発売年月日:1999年9月23日
価格:4900円
ジャンル:RPG
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 8 | 8 | 6 | 8 | 6 | 6 | 76 |
よひ!よひぞ! |
・敵も味方も1対1での戦闘だった『I』とパーティ制を採用して多対多の戦闘システムを導入した『II』のカップリング作。操作は今となってはやや不便さが目立つファミコン版ベースではなく、「はなす」や「しらべる」、「とびら」コマンドを兼ねた便利ボタンの搭載でファミコン版よりスムーズになったスーパーファミコン版『I・II』ベースで、遊びやすいのが嬉しい。 ・ゲームバランスもマイルドな方向に調整され、特に極悪難度だった『II』はファミコン版に比べると妥当な範囲に大きくアレンジされたため、無理なくクリアできるようになっている。 ・携帯機向けの機能としてその場で中断・再開できる機能があるのもありがたい。 ・スペックに劣るゲームボーイへの移植だが、グラフィックやサウンドの部分でショボさを感じさせない作りなのは流石と言った所。 |
イカンぞな。 |
・ファミコン時代の作品なので、シナリオのシンプルさやボリュームの無さとかはどうしても古臭いと感じてしまうかも。 ・配慮はされている方だと思うが、画面自体が小さくなって、フィールドの描画範囲も狭まり、他の機種のバージョンに比べるとどうしても窮屈感はある。 |
感想なのねん。 |
ドラクエ初期作I(レビューはこちら)とII(レビューはこちら)のカップリング移植作品だが、どちらかというとファミコン版よりはスーファミ版I・II(レビューはこちら)の再移植と言った趣きの内容になっている。当時のナンバリングの最新作だったスーファミ版『V』のエンジン流用で作られたスーファミ版『I・II』を、そのままの感覚でゲームボーイに持ってきた、といった感じ。ハードスペックに劣るゲームボーイへの再移植だが、それを感じさせない丁寧な仕事が光る内容だったかと。 RPGとしてはかなりシンプルな作りであり古臭さを感じないわけじゃないけど、当時の雰囲気は損なわない範囲でバランス面とかが遊び易く改良されているのがいい感じですな。最近は低予算でやっつけな移植が目立つスクエニ作品だが、昔のドラクエのリメイクは色々手が込んでてしっかりした作りだったと思う。 |
掲載日:2007年10月7日
更新日:2023年2月7日
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